輸出・輸入業と為替

最近の為替の相場は円高ドル安傾向にあります。
これは日本にとって良い傾向なのか?

消費者にとって、輸入品を安く購入することができれば、うれしいです。
購入意欲も増えますよね。

確かに日本は資源が乏しく、また食料も輸入に大きく頼っている傾向にあります。

が、それと同時に輸出国でもあります。
日本は小さな島国ゆえに資源が限られている。
そこで技術を磨き、自動車や電化製品を輸出することによって外貨を稼いでいるのです。

日本の製品を輸出するとき、関係してくるのが、外国為替相場です。
輸出する際の請求書と言うのは当然のことながら、ドルに計算するのですが、円高では、日本製品の価格は高いです。
これではなかなか外国の消費者は日本製品が高くて購入してくれません。

逆に、ドルでの価格を固定した場合はどうなるでしょう。

入ってくるドルは同じでも、相場の変動によって、ある日は1ドル=100円の時は、10,000ドルの収入は100万円ですが、1ドル=90円の時は、10,000ドルの収入は90万円にしかなりません。

もし原価が90円だった場合、利益は生じないことになります。

円高過ぎても、円安すぎても、輸入・輸出業は大きな影響を受けることになるのです。

しかし、この円高な時期にドルを沢山購入し、円安になった時に、売ったらどうでしょうか。

かなりの利益を挙げることができますよね。

円高、円安は輸出業だけでなく、FXにも大きな影響を及ぼすということですね。
その為、取引を行っている人や、輸出や輸入に携わっている人は、毎日の為替と相場が非常に大切なニュースになってくるのです。

内国為為替

為替と言うと、どうしても、外国為替相場を連想しがちですが、日本国内にも、為替と言うのは存在します。

為替は、支払いなどの際に、現金の輸送をせずに金銭の決済を行うときに用いる者のことで、郵便為替や手形・小切手・銀行振り込みなどがこれに当てはまります。

銀行振り込みは私たちの中で最も身近なものかもしれませんね。

営業や経理に携わったことのある人は、小切手や約束手形などもよく目にしていると思います。

小切手は、小切手に明記されている取引銀行に持って行くと、現金化してもらえるもので、これに対し、約束手形は、支払期日が明記してあり、その約束期日にお支払いしますよと言う為替になります。

約束手形は、支払期日までずいぶんと日にちがあることから、手形を支払う側と受け取る側との間に信頼関係がないと成立しないです。

支払う側が、支払期日に支払えなかった場合、「不渡り」といい、これを2回行うと、取引銀行から取引を停止され、事実上の倒産となってしまいます。

郵便為替は、定額小為替と普通為替とがあり、定額子為替に関しては、50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、550円、600円、1000円とすでに額面が決まっている為替です。
これに対し、普通為替は額面を1円単位で500万円まで記入することのできる為替です。

為替と言う言葉を聞くとなんだか難しそうなイメージがありますが、なじみのある小切手や、郵便為替などは、とっつきやすいですよね。

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